子供に歯磨きをすきになってもらう方法3選
「もう赤ちゃん時代を過ぎちゃったよ、すでに歯磨き大っ嫌いな子なんだけどな」なんて方、まだお子さんが小さいならまだまだ歯磨きを好きになってもらうこと可能ですよ!
実際小児歯科で働いていたときに、お子さんとご両親に実践してもらい評判の良かった方法をお伝えします!
どれも簡単にできることですので、やってみてください。
①キャラクター歯ブラシを数種類用意する
薬局などで市販されている歯ブラシの種類は多岐に渡ります。お子さんがすきなキャラクターって必ずありますよね?お子さんのお気にりのキャラクター歯ブラシを数種類用意してください。
「歯磨き嫌だー!」となったときに
「歯磨きするよ!」と強制的にやったとしても自我の目覚めた2歳以降の子には難しくなってきます。それどころか、歯磨き=嫌なことと覚えてしまい、歯磨きの時間になったら逃げ出すようになってしまいます。
まずは、歯磨きをするという1択用意するのではなく、数種類の歯ブラシ用意して
「今日はどれにする?」とお子さんに選択権をあげてください。
私の子も魔の2歳児を迎えていますので、調子の乗らないときには嫌がります。
そりゃー激しく嫌がります。でもそんなときに歯ブラシ「アンパンマン」「キティちゃん」「わんわん」の3種類から歯ブラシを選ばせるようにすると喜んで口に運びます。
このときのポイントは「歯磨きする」というのではなく「どれが好き?」「どれがいい?」と言うことにあります。
②歯磨きの歌を流しながら歯磨きする
YouTubeなどで検索すればいろんな歯磨きの歌があります。まずはお子さんの好きそうな歯磨きの歌を歯磨き中に流してあげて、仕上げみがきのときにもスマホを仰向けで持して見せながら行うと注意が歯磨きの歌にいきますのでおとなしく歯磨きさせてくれます。
歯磨きの歌を流すメリット
・決められた時間歯磨きすることができる
・歌にお子さんが集中するので仕上磨きしやすい
・歯磨きの歌は何種類もあるのでお子さんの気分に合わせて変えられる
歯磨きの歌を流すメリットとしては決められた時間歯磨きをすることができることにあります。約3分〜5分間決めた時間中歯磨きできるようになります。音楽終了が歯磨き終了の合図になります。
また、歯磨きの歌は何種類もあるので歯磨き気分でないお子さんに「どの歯磨きの歌がいい?」「どれが見たい?」と選択させて「歯磨きする」という行為を自分で選択したように誘導させることができます。
③歯磨き粉で味の変化を!
つける量は米粒程度で良いです。特にご自分で口をゆすぐことができない小さな子でしたらまだ歯磨き粉自体つけずに歯磨きした方が良いです。
フッ素塗布を目的としない場合、デイリーで使用するような歯磨き粉はお子さんの「歯磨きするのが楽しい!」と思わせることが目的とも言えます。
(あまりに美味しい歯磨き粉だとお子さんがチューブごと吸ってしまう可能性もあるので、歯磨き粉はお子さんの手が届かないところに置くようにしてください。)
何種類か用意して「今日は何のお味かな〜?」と歯磨きをする、歯ブラシを口に入れる導入に使用すると良いでしょう。まずは、歯ブラシや歯磨きに関する嫌悪感を取り除いてあげるようにしましょう。
子供は自分で選ぶとノリノリになる
「◯◯しなさい!」「◯◯するよ!」と言われると拒否したくなるのがチビちゃん。いろんな選択肢を用意しておいて、お子さんの気分に合わせて選ばせるようにするとお子さんは高確率で歯磨きに意欲的になります。
もうすでにものすごーーーーく歯磨きが嫌いな子になっていると時間はかかりますが、ゆっくりその子のペースに合わせて歯磨きを自分からしたがるのを待つようにしましょう。