「美人」「歯医者」「女の子」で検索しすぎな件
私のブログに来る人が、大半はこの3ワードでやって来るようです。
全く、、、夢見がちな人が多いこと、多いこと…笑
知っている方もいると思いますが、歯科衛生士は女性だけの職種ではないですよ?
✴︎私のブログで良く読まれているものです
男性も歯科衛生士になれる
歯科衛生士法の第二条「『歯科衛生士』とは、厚生労働大臣の免許を受けて、歯科医師(歯科医業をなすことのできる医師を含む。以下同じ。)の直接の指導の下に、歯牙及び口腔の疾患の予防処置として次に掲げる行為を行うことを業とする女子をいう」
以前の法律では「女」限定でした。ですが、現在は法律が改正され
同法附則第2項に「男子も同法を準用する」と追記されています。
この法律が改定されたのはまだつい最近のことなので、まだまだ実際に男性で歯科衛生士を見かけることはあまりないかと思います。
(2012年には初の男性歯科衛生士も誕生しているようです。)
大学の先輩にも男性はいた
私の同期には男性はいなかったのですが、前先輩の代には1名の男性がいました。
もともと私の大学の学科は、定員数が1クラス並みなので、男性1人に対して他20数名は女性といった比率です。
ハーレムでしょうっw
ほぼ女性の中で男性1人ですから。ただ、実際に先輩男性がハーレム状態で楽しんでいたのか、それとも大奥の中で1人男性という肩身の狭い思いをしていたのかは不明です。
男性歯科衛生士の就職は?
先輩男性はそのまま、歯科衛生士として勤務するのではなく、大学院に進学していました。その後、歯科業界大手の会社に勤務されているようです。
一般歯科医院の歯科衛生士求人は多くでていますが、「男性OK」とも「男性は不可」とも記載がありません。
歯科医院側も男性が来るとは思っていないのかもしれません。
実際男性歯科衛生士が働くことはできるのか?
看護師さんであれば、力仕事があったり、男性の力が必要と感じる部分もあるかもしれませんが、一般歯科医院だとあまり力仕事はありません。
(訪問歯科だと機材が、バリ重いのでとても重宝されると思いますよ!!)
それどころか、私のブログ訪問する方の検索率からして歯科医院の女の子(しかも美人)を期待されている方が多いようなので、
「担当します歯科衛生士の◯◯です」と男性がやってきたら軽くショックを受ける人も出てくるのかもしれませんね。
残念ながら、歯科衛生士や歯科助手は、看板娘としての役割もになっているのかもしれません。
男性歯科衛生士として働くなら
やはり男性先輩のように、歯科業界の会社に勤めるか、大学に止まって教員として働くか、という道が今はまだ懸命なのかもしれませんね。
一般歯科医院に働くとなると給料面がね、、、男性でその後家族を養っていくとなると、少し心もとない感じもありますよね。(最高月収で40万近くもらっている歯科衛生士さんもいらっしゃるようですが、それは一般歯科医院に勤める歯科衛生士の中でもかなりの少数組ですから)
今後の将来はかわって来るかも?!
今はまだ法律が改正されて間もないので、圧倒的に男性比率が少ない状態です。
なので、働き口が少ないというのもあるかとは思います。ですが、将来はわかりません。
先ほども記載しましたが、「訪問歯科」では力仕事も多くなります。
現在は、歯科医師、歯科衛生士、コーディネーターの方3名で歯科医院に直接来れない方のご自宅や老人ホームをまわっていきます。
このときにしようする持ち運び用のユニット機材がめちゃくちゃ重いんです。
訪問する場所ごとに機材も全て持ち運ばなくてはならないため、本当力仕事です。
これからますます進む超高齢社会に向けて、男性歯科衛生士として訪問介護の現場でパイオニアになるもの素敵だと思います。
もしも男性で歯科衛生士を目指そうとしている方がいたら、ぜひ頑張って欲しいです!